アイデアを形にしたり、複雑な背景を整理したりするのにとっても役立つのがマインドマップです。そんなマインドマップの中でも、特にイチオシしなのが過去記事でもご紹介した『XMind』です。前回の過去記事では『XMind』のアプリ版はリリースされていなかったので、触れることは出来ませんでしたが、あれからiOS版がリリースされたので、本日はその使い勝手をサクッとご紹介したいと思います。
前回の過去記事はこちら
まずは『XMind』の種類から
アプリ版の『XMind』の使い勝手をご紹介する前に、『XMind』の種類について簡単に説明しておきたいと思います。『XMind』には以下のバージョンがあります。
- XMind 8
- XMind Cloud
- XMindCloud for iOS
XMind 8
『XMind8』は基本的にパソコンのデスクトップから使用するソフトで、こちらが1番高機能でメインとなるバージョンです。『XMind8』からはテキストの他に画像を貼り付けたりすることができます。音声メモ等を保存できる有料版もありますが、無料版でも十分な使い勝手です。
XMind Cloud
『XMind Cloud』は、名前の通りクラウド上で動作する『XMind』です。1GBまで無料で使用することができ、ブラウザさえあればパソコンでもスマホからでもアクセスすることが可能です。
XMindCloud for iOS
そして、2017リリースされた『XMindCloud for iOS』は、『XMind Cloud』のアプリ版でスマホで簡単にマインドマップを作成するために開発されたサービスです。よって、サクサクとマインドマップを作成できる代わりに機能はだいぶ抑えられています。
『XMind』のアプリ版はこんな感じの使い勝手です
マインドマップを作成
前置きが長くなってしまいましたが、いよいよ『XMind』のアプリ版である『XMindCloud for iOS』を見ていきたいと思います。
前述した通り、アプリ版を使用するには『XMind Cloud』のアカウントが必要となります。もちろんアカウント作成自体は無料で行うことができます。
『XMind Cloud』のアカウントを既に持っている場合は、以下の画像のように『XMind Cloud』に保存されているマインドマップが表示されるはずです。
それでは早速、新しいマインドマップを作ってみましょう。プラスアイコンをタップすると、マインドマップのテンプレートが表示されます。
デスクトップ版のように、複雑な構造テンプレートはありません。どれもシンプルな構造のものばかりです。
ここでは『Blank Map』のテンプレートでマインドマップを作成してみたいと思います。
メイントピックから枝を伸ばしたい場合は、サブトピックボタンをタップすることで、ドンドンと同列の事象を増やしていくことができます。もちろん、各トピックの削除も『Delete』から行うことができます。
『XMind』お馴染みの機能も実装されており、下の画像の通りグループ化も簡単です。
要約は下記のボタンから行うことができます。
なんらかの関連を示したいときは、矢印を配置することもできます。
クラウド上のマインドマップを簡単に閲覧
アプリ版の『XMind』を使用すれば、スマホで簡単にアイデアを書き留めておくことができます。思い付いたことをすぐにマインドマップ化できるのは大きなメリットではないでしょうか。
ちなみに『XMind Cloud』上に保存してあるマインドマップなら、アプリ上でも問題なく閲覧することが可能です。
アプリ版から画像を貼ることはできませんが、パソコンなどから貼り付けたものならアプリ版でもしっかりと表示されます。もちろん、テキストなら追加や編集も可能です。
パソコンから完成させたマインドマップをサクッと確認することができるので、急な自己紹介やプレゼンなどにも活用できそうです。
思いついたことをガンガンとアプリ版の『XMind』で書き留めて、自宅のパソコンで清書するという流れがベストな使い方ではないでしょうか!ってか、僕はそうしてます。
当ブログでは、マインドマップアプリの他にも、たくさんの使えるアプリをご紹介しています。ぜひ下の人気記事ものぞいて見てくださいね!
さいごに
無料かつ高機能の『XMind』にアプリ版が登場したことで、ますますいい感じのマインドマップツールとなってきました。様々な活用方法があると思いますが、僕は『XMind』で日々のブログネタや、人生目標、ビジネスアイデアなどを作成して頭の中を整理しています。たまに見返した時に、思いがけない発見があったりするので、マインドマップは本当におすすめのツールです。皆さんも、『XMind』で脳内の全てのアイデアを吐き出してみて下さいね。
『XMindCloud for iOS』のダウンロード